NEWS

「人とは、何と複雑でもろく、そして強いのだろう」――7年ぶりの新作『恋人たち』へつながる軌跡 書き下ろしを含む最新エッセイが2/26刊行!!
2016.02.23 MEDIA INFO

「人とは、何と複雑でもろく、そして強いのだろう」――7年ぶりの新作『恋人たち』へつながる軌跡 書き下ろしを含む最新エッセイが2/26刊行!!

7年の沈黙をやぶり、待望の長編新作『恋人たち』を発表した橋口亮輔監督による、2013年3月からweb連載している内容を再編集した最新エッセイ集。

『恋人たち』が生まれるきっかけとなったワークショップのこと、リリー・フランキーや倍賞美津子、加瀬亮など俳優たちとのこと、連載のきっかけとなった木下惠介監督、『二十才の微熱』を見た淀川長治、巨匠大島渚との邂逅……

一つひとつの日常を積み重ねて、真摯に現実と向きあってきた橋口亮輔監督の姿が浮かび上がる。『恋人たち』を読み解くサブテキストとして、現在の橋口亮輔監督を知るうえでの必携の一冊。

当時の僕は、かなり疲弊した後だったので、
映像のお仕事も、書くお仕事にも自信を失っていた。
だから、この連載もリハビリのつもりで始めさせていただいた。
そして、自分の人生の美しく楽しい側面を書いていこうと決めた。
毎月、毎月、自分の人生にはこんな良い時間があった、
こんなに大好きな人がいるんだと確認しながら、自分自身を肯定していく。
そんな連載になった。
―あとがきより―

isbn978-4-907276-49-2_sample1

 

 

 

isbn978-4-907276-49-2_sample2

 

 

■商品詳細
「まっすぐ」
橋口亮輔・著
判型:四六判/並製
頁数:192ページ
発売:2016年2月26日
価格:本体1,600円+税
ISBN:978-4-907276-49-2
ele-king books

 

■イベント情報
刊行記念トークショー&サイン会決定

3月25日
代官山TSUTAYA
19時半~

3月26日
下北沢B&B
15時~
橋口亮輔×原恵一

 

■受賞情報
【絶賛公開中の長編新作『恋人たち』が多数の映画賞を受賞! ! 】
第89回キネマ旬報ベスト・テン
(日本映画ベスト・テン第1位・監督賞・脚本賞・新人男優賞)

第70回毎日映画コンクール
(日本映画大賞・録音賞)

第58回ブルーリボン賞
(監督賞)

第39回日本アカデミー賞
(新人俳優賞)

第30回高崎映画祭
(最優秀監督賞・最優秀助演男優賞・最優秀新進俳優賞)

第37回ヨコハマ映画祭
(監督賞・助演男優賞・日本映画ベストテン第2位)

第12回 おおさかシネマフェスティバル
(作品賞 ベストテン1位・脚 本 賞)

第45回ロッテルダム国際映画祭正式出品

 

■著者プロフィール
橋口亮輔(はしぐち・りょうすけ)
映画監督。1962年長崎県生まれ。1993年『二十才の微熱』が劇場記録を塗り替える大ヒットを記録。
1995年の『渚のシンドバッド』ではロッテルダム国際映画祭でグランプリなど数々の賞に輝く。
2002年の『ハッシュ!』では、第54回カンヌ国際映画祭監督週間に正式招待され、世界70カ国以上の国で公開。
2008年の『ぐるりのこと。』では、初主演の木村多江、リリー・フランキーに多くの演技賞をもたらした。
2015年秋、待望の7年ぶりの長編新作『恋人たち』が公開。第89回キネマ旬報ベスト・テンで第1位を獲得したほか、数々の映画賞を受賞した。