NEWS

ジョン・ケージの核心に迫る! 「サイレンス」とは可能なのか、なぜ『4分33秒』なのか、そこでは何が起こっているのか? 佐々木敦による刊行が待たれていた問題作、ついに登場!
2014.05.21 MEDIA INFO

ジョン・ケージの核心に迫る! 「サイレンス」とは可能なのか、なぜ『4分33秒』なのか、そこでは何が起こっているのか? 佐々木敦による刊行が待たれていた問題作、ついに登場!

世界でもっとも有名な「現代音楽」作品のひとつであるジョン・ケージ『4分33秒』。1952年の初演以来、60年以上を経てもなお新鮮に響く(否、響かない)この作品は、多くの音楽家たちにインスピレーションを与え続けている。

批評家・佐々木敦が全5回、10時間以上にわたり様々な視点から「4分33秒」について語り尽くした伝説の大学講義「『4分33秒』を/から考える」がついに書籍化! 1冊まるごと「4分33秒」という前代未聞の一冊がここに完成!エレキング・ブックスより5月30日(金)に刊行決定!!

人びとは「4分33秒」について何を考えてきたのか。「4分33秒」を書いてしまったケージのその後、「4分33秒」以降の音楽、そして「4分33秒」の可能性の中心とは? オノ・ヨーコからサーストン・ムーアにまで連綿と続くフルクサスの精神を解読する!

■佐々木敦 著
『4分33秒』論 ──「音楽」とは何か
価格:2,500円(税抜)
発売日:2014年5月30日
ISBN:978-4-907276-13-3
並製 256ページ予定

〜目次より〜
一日目『4分33秒』とは何をするのか
二日目「無為という行為」と「時空間の設定」
三日目『4分33秒』をめぐる言説
四日目『4分33秒』以降の音楽
五日目「聴取」から遠く離れて
※六年後の補講、あるいは長いあとがき

■著者バイオ:佐々木敦
1964年生まれ。批評家・早稲田大学教授・HEADZ主宰。
映画・音楽から文学・演劇・ダンス・思想など多彩な領域で批評活動を展開。
著書:『即興の解体/懐胎』『テクノイズ・マテリアリズム』『(H)EAR』(青土社)、『「批評」とは何か?』『小説家の饒舌』(メディア総合研究所)、『ニッポンの思想』(講談社現代新書)、『シチュエーションズ』(文藝春秋)ほか多数。

Related Releases