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「知性もテクニックも破格」と評された驚愕のルーキー、パレーズがいよいよ日本上陸!オフィシャル・インタビュー、新PVもアップ!!
2010.12.01 VIDEO

「知性もテクニックも破格」と評された驚愕のルーキー、パレーズがいよいよ日本上陸!オフィシャル・インタビュー、新PVもアップ!!

彼らの音を一括りで言葉に出来ないのは当然のことだ。なぜなら、これが未来の音だから…

ロック界の次の10年間を暗示する驚愕のルーキー、パレーズがいよいよ日本上陸!!圧倒的な存在感と斬新過ぎるサウンドを誇るデビュー・アルバム『Foreign Tapes』が遂に明日、12月2日発売!!

「まるでこの10年のインディの流れを記録したスクラップ・ブックを見ているような、すさまじくエクレクティックな文体(中略)。好きなものをツマミ食いしてアルバムを作りましたという感じではなくて、すべてが高度に消化・分解されて、一緒くたに出てきている。」(ロッキンオン)と評され、各メディアでも絶賛の彼ら。ユニークで独特の世界観を見せつけるビデオをP-VineのYouTubeチャンネルにアップ!

『CHANNEL P-VINE』
http://www.youtube.com/

【Parades オフィシャル・インタビュー】

語り手:
ダニエル・カニングハム(ギター、ヴォーカル、エフェクト)
ティム・ジェンキンズ(ギター、ヴォーカル)
マイケル・スカーピン(ベース)
ジョナサン・ブーレー(ドラム、ヴォーカル)

―日本でのリリース決定おめでとうございます。今正直にどのような心境ですか?

ダニエル(以下D):信じられないし、驚いてるし、その上に最高な気分だよ。自分たちのアルバムが国外の違う地域でリリースされるなんて、自分たちの予想をはるかに超える出来事だし、バンドを始めて、音楽を作り始めた頃なんて、こんな事になるとは思ってなかったからね。

―喜びが伝わってきます(笑)。そもそもこのバンドはどのように結成されたのですか?

D:実は結構長い間音楽は一緒にやっているんだ。もうかれこれ10年くらいかな。ずっと音楽に共通の興味を抱いていたし、未だにほとんど同じ波長で音楽に取り組んでいるね。今のバンドの形が本気で自分たちの出したい音を追求した結果で、おそらく長く続く形だと思うよ。

―じゃあもう本当に小さい頃から一緒にやってるんですね。そんな10代の頃に培ったそれぞれの音楽的バックボーンはどんなものなのでしょうか?どんな音楽を聴いて育ちました?

D:僕は幸いにも家族で一番若くて、その影響で兄や姉からの影響をたくさん受けたね。スマッシング・パンプキンズから始まったけど、その後すぐパンク・ミュージック全般にはまっていったね。そこから自分でどんどん新しい音楽を見つけるようになったよ。

ティム(以下T):父がパッツィー・クラインが好きで、それは家で結構流れてたね。ザ・オフスプリングの『スマッシュ』は僕にとってのパンクへの入り口で、よく聴いたな。そこからパンクをもっと深く掘り下げるようになって、レフューズドとかは大きな影響だった。彼らの『ザ・シェイプ・オブ・パンク・トゥ・カム』とかはCDプレーヤーから取り出さなかったくらい聴いたよ。そして、エイフェックス・ツインに出会った瞬間、また新たな扉がたくさん開いた感じだったね。

マイケル(以下M):両親の影響でクラウデッド・ハウス、クイーン、スーパートランプやデイヴィッド・ボウイとかを聴いてたね。初めて自分で購入したアルバムは地元オーストラリアのバンドのスーパージーザスのやつで、そこから国内のインディー・ロックやオルタナものに興味を持ち始めたんだ。そしてシガー・ロスの『()』を初めて聴いたときは、もう世界が変わったね。

―で、このバンドを始めたとき、どのような音を鳴らしていたのでしょうか?今と似たスタイルでしたか?それともまた別な感じだったのでしょうか?

D:個人的には昔から色んな楽器を弾いてたんだけど、メンバーらと高校で出会ったときに、自分たちの音楽を作りたい、と初めて思ったんだ。最初はもっと速くて、へヴィーな音楽をやっていたんだけど、パレーズを組んでからは方向性も結構変わったけど、僕たちが聴いていて、そして表現したかった音をより大きな形で、全体を捉えるようなサウンドになっていったんだ。

―そんな中完成したデビュー作ですが、題名の『フォーリン・テープス』が意味するものは何でしょうか?

M:このアルバムの曲は一度とか二度のセッションで書かれたものではなく、結構長い間かけて作り上げられた作品なんだ。だから一曲一曲違う質感だったり、雰囲気やスタイルを持っていて、録音の仕方もそれぞれ違ってたりする。だから一つの曲は次の曲と比べると異質(フォーリン)な感じだし、そこから題名を付けたんだ。

―なるほど。ではアルバム自体は具体的な方向性が決められて作られたというより、作ってきた曲の寄せ集めのような感じなのでしょうか?

M:最初はEP一枚分くらいの曲を書こう、と決めていたんだけど、やはりもっと頑張って曲を増やそう、って決めたんだ。このバンドには「好きなように曲をかけ」というルールだけがあって、何やっても自由なんだ。とにかく曲を作る上で自分に制限をかけないようにしている。一、二曲はアルバムの流れを埋めるために作られたけど、それ以外は自由に書かれた曲を集めたものだよ。唯一方向性として話し合ったのは、良いものでなければならない、ということだけだね。

―そりゃそうですよね(笑)。一年くらいの期間を使って作曲は進められたそうですが、作曲自体はどのような方法が多いのでしょうか?結構緻密に作業されている感じもするのですが。

M:どれくらい一緒に作業できるかにもよるね。皆揃ってスタジオで作業できない時は、誰かがアイディアを出して、そこに皆それぞれでアイディアを足して、重ねていく作業をするんだ。でもスタジオである程度がっつり作業できるときは、誰かのアイディアを基に、ひたすらジャムって、形にしていくね。いずれにせよ、最終的にはパソコンに音源を取り込んで、それを何度も何度も聴きなおして、エフェクトや楽器を足したりしていくんだ。それで最終的に曲は仕上げていくね。ライヴでやるとなったら、録った音源から学び直したりもするよ。

―なるほど。それにしても曲によっては驚くような展開や、結構複雑な構成があったりしますよね。とてもプログレッシヴというか。それは意図的に部分部分をくっつけ合わせたりしているからですか?それとも単純にそのように曲が生まれたからなんでしょうか?

M:なんか自然と曲がそうなったんだよね。不思議を狙ったとか、そういう意図はないよ。

―音の強弱や、緩急の使い方も絶妙です。音源をミックスするうえで、最も気をつけた部分はどこでしょうか?

T:最初からアルバムがどんな音であって欲しいか、イメージは出来ていたから、全てを録音した後に、それに近づけていく作業に時間をかなり費やしたね。本当に細かいニュアンスから、微妙な強弱にもこだわったよ。そういう細かい部分の積み重ねで、全体的に思い描いていた音に出来たと思う。

―女性のヴォーカル使いが実に印象的です。アルバム全体にアクセントを加えているというか、歌声にバランスを与えていますが、あえて女性ヴォーカルを使った理由とは何なんでしょうか?

T:アルバムを作っている時、男女のヴォーカルのバランス、アンバランスの部分に凄く興味があったんだ。だから自分たちの声では出せない声が、時に絡まるように、時には全てを包み込むような感じで入ってきたら面白いだろうな、と思ってね。常に質感が変わるから、曲にも展開を持たせられるし。しかもその声はメンバーのダメダメな男性ヴォーカルじゃ出せないしね!(笑)

―でも本当に良いバランスだと思います。そしてアルバム全体的にも統一した雰囲気というか、全体を聴くと、凄く不思議な、非現実的な浮遊感みたいなのを味わえます。聴き手にはどんな感情は雰囲気を感じ取ってもらいたいですか?

そのように感じてもらえるのは嬉しいね。でも正直聴き手がどう思ってくれても、僕らは何でもいいよ。何か感じてさえくれれば。感じたとしても、必ずしも気に入ってくれるとは思わないし。でもポジティヴな反応のほうがいいけどね!

―音的にも凄くヴァラエティー豊かな作品だと思うのですが、どこかパンクな精神というか、反骨魂みたいなものが感じられるのですが、それについてはどう思います?

T:パンクとかハードコアな音楽はメンバー皆が成長する時に通った道なんだ。音楽をやり始めたのもそこだし、そこを通して共感しあった部分が強かったし。だから根っこには常にその魂みたいなものは残ると思うよ。ライヴで演奏する時も、多くのエネルギーを出したいと思ってるし、それが多ければ多いほど良いし、だから自然と激しさみたいなものも出てくるんだろうね。

―凄く驚いたのが、ライヴでもこの複雑な楽曲を見事再現、そしてライヴならではの緊張感を加えて表現していたことです。ライヴとスタジオでの表現の違いはどう捉えていますか?

ジョナサン(以下J):スタジオでは自分たちに一切制限を加えないようにしている。幸いにも今の時代は色んな機材や技術があるから、可能性は無限大なんだ。だからライヴで弾けるか弾けないとか、そういう事は一切考えないようにして曲は作っていく。ライヴになると、スタジオで作ったものを聴き返して、どう役割分担するかを考え直して、ライヴ用に新たに構築するような作業があるね。

―歌詞の世界観も独特というか、アブストラクトなんですが、どこか純粋な、そしてイノセントな部分があるように思います。歌詞のインスピレーションはどのようなところから来るのでしょうか?

T:歌詞はほとんど僕かダニエルが書いてるんだけど、僕の場合は特定のテーマを決めてから書いたりするね。でもその内容を教えちゃったら、あまり面白くないから、逆にリスナーの皆は自由に解釈してもらいたいな。

―アートワークも全部自分たちで組んだと聞いてますが、この写真、及びあの不思議な文字を作った意図は何なのでしょうか?意味も教えてください!

J:すごい長い時間をかけて、これだ!って思えるアートワークを探してたんだけど、中々見つからなくて、締め切り間近の時にあの写真をネットから拾ったんだ。その日は何かに取り付かれたように、皆アイディアが次々と出てきて、すぐアートワークのコンセプトが出来たんだ。文字には意味はあるんだけど、教えちゃったら秘密をばらしちゃうし、意味を見出す楽しみがなくなっちゃうからね。今のところはここヴィクトリア州の田舎町の14歳の女の子一人だけしか解読できてないよ。

―それは解読し甲斐がありますね!それでは、デビュー作が間もなく日本で発表されますが、次なる目標はもう見えているのでしょうか?

J:もう二枚目のアルバム用に曲は作り始めているよ。これも来年発表できればいいな、と思っている。年内はそれに集中して、2011年から本格的に世界進出をしたいと思っているよ。

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