リリース情報

PLAYGROUND acoustic+
山本精一
PLAYGROUND acoustic+
Yamamoto Seiichi
『プレイグラウンド アコースティック+(プラス)』
2011/01/19
CD
PCD-4492

¥1,980(税抜¥1,886)
歌詞付

6 年半振りの歌世界となったアルバム、『PLAYGROUND』を今年7月リリース、その孤高の存在感を改めて世に示した山本精一。『PLAYGROUND』が2010年を代表するアルバムとして高い評価を受ける中、その原型となるアコースティック・ヴァージョン・アルバム『PLAYGROUND acoustic+』のリリースが決定!!

【山本精一本人からのコメント】

殆どが未発表の音源。
PLAYGROUNDというアルバムは、当初は全曲アコースティックギターと唄のみで表現される予定でした。結果的にはドラム、ベースも加えたバンドサウンドでのリリースとなりましたが、より本来のイメージに近い本作も併せて聴いてみていただけると、面白いかなと思います。唄も演奏もとてもラフですが、敢えてあまり手を加えないでみました。
また、PLAYGROUND収録の「二つの木のうた」「日蝕」「飛ぶひと」は、正規盤のバージョンがすでにアコースティックなアプローチであるために外して、代りにNOVO TONOの「夢の半周」、Phew&山本精一「幸福のすみか」から「まさおの夢」「鼻」山本精一「なぞなぞ」から「赤ん坊の眼(改)」ヴェルヴェッド・アンダーグラウンドの"Candy Says" を収録しています。ギター一本でのライブに大変近い雰囲気のアルバムになったと思います。

― 山本精一


【安田謙一氏からのコメント】

『PLAYGROUND acoustic+』
当初、アコーステック・ギターの弾き語りによる『PLAYGROUND acoustic+』の音源が『PLAYGROUND』として陽の目を見る予定だった、という山本精一自身の発言を聞かずとも、『PLAYGROUND acoustic+』の歌が"完成"されていることを、聴くもの誰もが確信するだろう。
羅針盤『むすび』(05年)を最後に、(録音物としては)「歌」を封印してきた山本が、まるで何事も無かったように、コップの水を呑むように歌いはじめた、その瞬間を記録したような生々しさを、歌手と同じように淡々と受け止める。とても贅沢な体験だ。
そこに「鼻」が「まさおの夢」が「夢の半周」が「赤ん坊の眼」が、さらには「Candy says」が、これまた、当たり前のような顔をして、新しく生まれた歌にまとわりついて来た。
『PLAYGROUND acoustic+』は『PLAYGROUND』と、コインの裏と表である。少しだけ"よそゆき"の『なぞなぞ』のようでもある。山本精一というなんとも不思議なシンガー&ソングライターの魅力を手掴みで味わえるアルバムだ。

― 安田謙一(ロック漫筆)

  • DISC 1
  • 1. 鼻 (Phew&山本精一「幸福のすみか」より)
  • 2. 待ち合わせ
  • 3. PLAYGROUND
  • 4. めざめのバラッド
  • 5. 宝石の海
  • 6. 水
  • 7. Days
  • 8. Candy Says
  • 9. まさおの夢(「幸福のすみか」より)
  • 10. 夢の半周(NOVO TONO「パノラマ・パラダイス」より)
  • 11. 赤ん坊の眼(「なぞなぞ」より)

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