リリース情報

ブルース百歌一望
日暮泰文(著)
ブルース百歌一望
Yasufumi Higurashi
『One Hundred Songs of Blues』
2020/03/25
BOOK
ISBN-978-4-909483-51-5
定価:¥2,500+税
レーベル: ele-king books
※四六判 384ページ

こんな不条理な時代は、
人生の不条理から生まれた素晴らしい音楽を聴け!
ブルース研究の草分けが書き下ろす
極上のブルース・プレイリスト100曲100話の物語

半世紀におよんで、日本にブルースを紹介しつづけてきた日暮泰文が
これからブルースを聴く人のために
いまでもブルースを好きな人のために
「変わってゆく同じもの」の原点を知るために
アメリカのもうひとつの歴史を知りたい人のために
そして、この厳しい時代を生き抜くために
100曲を選び、その100曲について語る。
ことブラック・ミュージックが好きであれば必読の、最新ブルース・ガイド!

ブルース衝動という言葉がある、近頃はほとんど耳にもしないので、あった、といったほうがいいのかもしれない。しかし21世紀の今、この男が持っているものこそブルース衝動だと捉えるしかなかった。そして、それは形となって体から噴き出し、幸いなことに記録媒体上にも捉えられることになった。それは、この世の中でさまざまな辛くてキツイ経験をし、体にため込んだものを外へ吐き出そうという衝動、そうしないことにはどうにもならない、といった気分状態であり、またそうすることによって過去のハードシップをなんとか乗り越えようとするものである。黒人の置かれた状況からそれは経験されることになり、そこからブルース衝動、ブルース・インパルスという言葉が使われるようになった。(本文より)

日暮泰文
1948年東京生まれ、神奈川県育ち。ブルースを始めとするブラック・ミュージック逍遥に生きる。慶応義塾大卒。ブルース愛好会設立、雑誌、ライナーノーツ等への寄稿を続けながら、ブルース・インターアクションズ(Pヴァイン・レコード)を1975年に創業。2007年のリタイアまでLP、CD、雑誌、書籍等、多数のリリースを続ける。著書に『ブルース心の旅』、『RL──ロバート・ジョンスンを読む』、『のめりこみ音楽起業』、訳書に『ブルースと話し込む』等。