リリース情報

キング・オブ・ザ・ブルース登場-B.B.キング
チャールズ・ソーヤー
キング・オブ・ザ・ブルース登場-B.B.キング
CHARLES SWAYER
『The Arrival of B. B. King』
2015/12/02
ISBN-978-4-907276-45-4
定価:¥3,300+税
レーベル: ele-king books
※SIZE:四六版 / 383 ページ

彼はなぜ“ブルースの王者"なのか……
また、彼を真のブルースマンたらしめたものの正体とは……

14歳のときにミシシッピ の農園で綿花の小作農をしていた孤児の少年が、いかようにしてギターを学び、ブルースを心得て、49歳にして世界的な名声を得ようとするまでに至ったの か? 社会学の観点から、アメリカ黒人史の観点から、そして音楽学の観点から、ブルースの王者を分析する。

1980年に刊行され、長きに渡ってファンのあいだで読まれ続けてきたB.B.キング評伝の名著にしてブラック・ミュージック研究本の古典、35年を経ての初の翻訳刊行。
(B.B. キングの葬儀にて著者が読んだ弔辞も掲載)

このミシシッピでの生活、労働がいかに彼のブルースの根幹を成しているかということを微細にわたって伝えているのが本書の大きな特徴である。それは単に、ショウビズに入る前の一仕事ではなく、デルタ・ブラックとして生まれたことから避けることのできない宿命的仕事であり、またその全身全霊による仕事であればこそ、のちの濃密なブルース表現が生まれたと言える。著者はB.Bが少年時代に働いたプランテーションを訪れ、ライリー・キングという名前も記載のある、小作人との大昔の勘定帳を借り出して本書で公開するという驚くべき追求をやってのけた。
(本書、日暮泰文による解説より)