ジャンル: ROCKリリース情報
PLP-7543/4 アマチュア・アカデミー 40周年記念盤
2025.01.14
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ムーンライダーズが1984年に発表した通算9枚目のアルバムにして、バンド史上最大の問題作とも評される『アマチュア・アカデミー』が40周年記念盤としてアナログリイシュー! 音質にこだわった45回転LP2枚組の豪華仕様!
2026年にデビュー50周年を迎える日本ロック/ポップス界の至宝、ムーンライダーズ。全曲のタイトルが記号化されていることも特徴で、スタジオの使用時間が500時間、ベードラの音を作るのに1週間、同時に3つのスタジオを使うなど、制作にあたって数多くの逸話も残された「バンド史上最大の問題作」とも言われている。「30 (30 Age)」や「G.o.a.P(急いでピクニックへ行こう)」など今でもライブで演奏される人気曲を多数収録している代表作のひとつが、発売から40年目の節目に音質重視の45回転LP2枚組で蘇る!
PCD-27088 The lost Warthog tapes
2025.01.14
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コロラド州の山々を揺るがすアシッドな一撃! 1970年代初頭という激変の時代の産物であるアメリカン・サイケデリック・ハードの“幻”の逸品、ウェイクフィールド『ザ・ロスト・ウォートホグ・テープス』が最新CDリイシュー!!
コロラド州プエブロで1969年に結成。ヒッピー・ムーヴメント末期ならではのジャム志向のハード・ロックバンド、ウェイクフィールドは地元のシーンで支持を得て、初期フリートウッド・マック(ピーター・グリーン在籍)のオープニング・アクトやチャック・ベリーのバックを務めるなどした。同州のデンヴァーやボルダーなどの都市部やワシントン州シアトルなどへの遠征を経て1970~71年、デンヴァーの低予算スタジオ“ウォートホグ・スタジオ”でレコーディング・セッションを行い、その音源は長年聴かれることなく眠ってきたが、2002年になってコロラドの再発レーベル“ギア・ファブ・レコーズ”が発掘することとなる。
ハードなリフとエッジの効いたリード・ギターで攻め立てるサイケ・ロック・サウンドを起点としながら、未知の領域へと解き放たれていく本作『ザ・ロスト・ウォートホグ・テープス』。オープニングの「ブリング・イット・オン」(M1)からホーン・セクションをフィーチュア、コンガを交えたサウンドが鋭利なギターと煽りあい、さらにトランペットやフレンチ・ホルン、フルートなどもが加わって、1960年代サイケデリアの残滓を感じさせながら新時代の混沌へと歩を進めていく。8分以上の長尺ナンバーも彼らの表現をさらに豊かにするものだ。フルートのイントロから水のごとく流れていく「ウォーター」(M7)、トランペットが曲を導いていく「スノーチャルド」(M8)、人生そのものを11分に凝縮した「オールド・マン」(M5)などの起伏に富んだナンバーは、孤独や博愛を描いたディープな歌詞を踏まえて、コンセプト・アルバムと解釈するリスナーがいるのも納得だ。ただ、シリアス一辺倒でなく、ユーモアを感じさせるのも彼らの懐の深さだ。「レッツ・ゲット・ローデッド」(M12)はあからさまなドラッグ・ソングだが、カウンターカルチャーの後ろ暗さは感じさせず、トランペットやハンドクラップ、カントリータイプのギターソロに乗せて「ハイになろうぜ!」と歌う。「ローリン・ダウン・ザ・ハイウェイ」(M14)もブルースのパスティッシュに近いライトなノリだ。そんな明暗を兼ね備えた作風もトータル性を伴っている。バンドは1974年に解散、ギタリストのボビー・バースはブラックフットに加入するなど表舞台でも知られるようになったが、ウェイクフィールドの名前はロックの歴史から忘れられつつあった。だが今、止まっていた時計の針が動き出すときが来たのだ。
PCD-26131 The Price Of Illusion
2024.12.04
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フランス在住のイギリス人シンガー・ソングライター、デヴィッド・ゲスによる、本邦初登場となるセカンド・アルバム! ウェルメイドな楽曲とジェントルな歌声に魅了されること間違いなしの秀逸ポップ・アルバム!
「2019年にデビューしたフランスを拠点とする英国人シンガー・ソングライターが、クオリティを極めた第2作でついに日本デビュー。伝染力の高いアダルト・ポップスで、ハイセンスなリスナーを直撃する。トランペットでマイケル・レオンハート(スティーリー・ダン)、ミックスでボブ・クリアマウンテンが参加」――金澤寿和
「デヴィッドの曲はミックスするのがとても楽しかった! 彼はすばらしいソングライターであるだけでなく、魅力的な声を持っている。彼のアレンジはとても広くクリーンで、きわめてダイナミックで、スティーリー・ダンを彷彿とさせる。彼の2曲のミックスに僕を選んでくれて、とても光栄だった!」――ボブ・クリアマウンテン
「デヴィッドは、1970年代と1980年代の偉大なソングライターの豊かな歴史が深くしみ込んだ、伝わりやすいメロディのコレクションを書いた。すばらしく作り込まれ、録音された曲の上でアレンジし、編曲し、ホーンを演奏することはこの上ないよろこびだ!」――マイケル・レオンハート
PCD-27087 Limited Edition
2024.12.04
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ブリティッシュ・ロックからの系譜とUSハードが交錯する70年代カナディアン・ハード・ロック! カナダ最東部ノヴァスコシア州で3人のティーンエイジャーにより結成されたハード・ロックトリオ、ブルー・マックスが1976年に唯一録音した激レアプロモ盤が最新CDリイシュー!
ブルー・マックスはカナダの最東部にあるノヴァスコシア州アマースト出身のジョージ・ダグラス(Drums)、アンドリュー・ダグラス(Bass / Vocals)、ロバート・グレイヴス(Guitar / Lead Vocals)の3人により1973年に結成。結成当初は3人とも10代前半という早熟なバンドで、ハイトーンのヴォーカルにファズの効いたソリッドなギター、うねるベースにタイトなドラミングで展開していく様はレッド・ツェッペリンやジェスロ・タルといったブリティッシュ・ロックの系譜を受け継いでいるかのように思わせながらも、ブルー・チアーやサー・ロード・バルチモアといったラウドでガレージ~プロト・メタルなUSハード勢にも通じるサウンドも呑み込んだ70年代中頃ならではのヴィンテージなハード・ロックを聴かせるバンドとして地元のティーンエイジャーを中心にローカルエリアで知られた存在となる。
結成当初からオリジナル曲をライヴで演奏していたバンドは自分たちの楽曲によるアルバムの必要性を感じ、1976年の冬に遂にレコーディングを実施、プロモーションを目的として1000枚のみプレスされたのが本作『リミテッド・エディション』だ。冒頭の乾いたギターリフからハイトーンのヴォーカルで畳み掛けるオープニングの「Sweet Lovin’」(M1)を皮切りに、Aメロとエッヂの効いたギター・ソロのみで1曲を押し切るソリッドなナンバー「Life Long」(M3)やミドルテンポのグルーヴィーなロックから変拍子も織り交ぜたプログレッシヴな展開を見せる8分を越える大曲「March of The Trolls」(M5)、そしてアコースティックなアルペジオギターからうねるベースラインとタイトなドラムで急展開をみせる「The New One」(M6)やグルーヴィーなギターリフに随所に織り込まれるドラムブレイクが象徴的なZEP直系の「The Hooker」(M8)など70年代ハード・ロックの旨味をたっぷりと濃縮したアルバムに仕上がっている。アルバムはローカルエリアでは高い評価を受け、バンドはその後も地元を中心にライヴ活動を続けるもレコード会社との契約を獲得するには至らず時代の流れに押し流されるように1980年に解散。本作は長きに渡り知る人ぞ知る激レア盤として存在するも、2000年代に入りCD / LPでリイシューされたことで新たな評価を得たアルバムである。
PCD-26130 Go Back
2024.12.04
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シー・ブリーズ=ウエストコースト、ヨット・ロック、AOR、ブルー・アイド・ソウル!!イタリアのプロデューサー、ネリオ“パピック”ポッジが、“シー・ブリーズ”の名の下にそれらの音楽スタイルに捧げた大好評のプロジェクト第2弾!
「イタリアの敏腕プロデューサー:PAPIKが2023年に送り出して大評判を取ったAORプロジェクトの第2弾。深みのあるテナー・ヴォイスを中心に、複数の歌声が絡む様子もオシャレで、聴き流すにヨシ、聴き込んでもなおヨシ。注目の名曲カヴァーは、ボズ・スキャッグス「JOJO」、スティーリー・ダン「DO IT AGAIN」、ルパート・ホームズ「HIM」、ニコレット・ラーソン「LOTTA LOVE」と、こちらも旨味タップリで」――金澤寿和
イタリアのプロデューサー、ネリオ“パピック”ポッジが、1970年代から80年代にかけてアメリカのFMラジオで流行った音楽スタイルを定義する洗練されたサウンドに捧げたプロジェクトの第2弾。前作にまったく引けを取らないすばらしい仕上がり!
DGP-1460 Cling Wrap
2024.11.20
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TRCP-311 LIVE IN KEELE 1977
2024.11.12
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シリーズ開始以来、ファンの最多リクエストを獲得したライヴが遂に登場!
実は、このライヴ・シリーズが始まってから、ファンから最もリクエストの多かったパフォーマンスの録音が、この『Can Live in Keele 1977』。リリースを長らく待たれていたライヴ作品が、ついに11月22日に発売となる。
『Live in Keele 1977』は、後期CANを象徴するダイナミックなドキュメンタリーである。1977年3月に収録されたこの公演では、イルミン・シュミット、ヤキ・リーベツァイト、ミヒャエル・カローリ、ホルガー・シューカイというコアメンバーに、ロスコ・ジー(Traffic)がベースとして参加。彼の加入により、ホルガー・シューカイはベースから解放され、「サンプリング&サウンドエフェクト」をプレイすることが可能になり、ここでは異世界的な音やサンプルを披露している。
1977年はCANにとって困難な時期と言われる。彼らの8作目のスタジオアルバム『Saw Delight』は酷評され、後に評価が著しく改善されたものの、リリース当時のレビューは非常に厳しいものだったからだ。
しかしながら、ジャーナリストで放送ライター、作家のジェニファー・ルーシー・アランは、「ファンたちは知っています。様々なファン・ミーティングやこれまで出版されてきた書籍の双方で、76-’77年がCANのライブの最良の時期だと一致しているのです(キール公演も含む)。そして、このショーのいくつかのトラックは、長年にわたりファンメイドの『ベスト・オブ』ライヴ・ブートレグに収録されてきました。(この作品を聞くと)彼らが正しいことがわかります。」と語っている。
本シリーズは、結成メンバーのイルミン・シュミットとプロデューサー/エンジニアのルネ・ティナーが監修し、貴重なアーカイブ音源を現代の技術と繊細な作業により最高のクオリティで見事に復元しており、本作『Can/Live in Keele 1977』は、シリーズ最新作となる。
P7-6632 Dazed & Confused / 4ever
2024.11.01
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PCD-26129 The Missing Pages
2024.11.01
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デヴィッド・フォスター直系のイタリアの作編曲家/プロデューサー、マルコ・タジアスコが、自身の過去の作品を掘り起こして完成させた最新アルバム。優美で洗練されたAORサウンドが存分に楽しめる傑作!
「“ローマのデヴィッド・フォスター”と異名をとる作編曲家/キーボード奏者マルコ・タジアスコが、約40年のキャリアに眠らせていた珠玉の未発表曲を蘇らせ、ココに集成。長くワインセラーに寝かされていたようなヴィンテージ・トラックの数々は、甘く豊潤で、トロケるようにフルーティ。追加されたバート・バカラック・トリビュートも素晴らしく…」――金澤寿和
「過去40年間に書かれた9つのオリジナル曲に加えて、永遠に大好きなバカラックの曲の一つ“Alfie”へのトリビュート。真に日の目を見るに値する10曲」(マルコ・タジアスコ)。オリジナル曲の一つエリック・タッグ作の「Over You」は、本人のデモしか存在しない未発表トラック。同曲をはじめ、どれも未発表だったとは思えないほどハイ・クオリティな仕上がりの珠玉の作品集。
DGP-1448 Floating
2024.10.25
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フランス生まれドイツ・フランクフルト育ちの19歳(2005年生まれ)、女性SSW最新作!アーロ・パークス、クレイロに通じるインディロック/ベッドループポップ、オルタナティヴR&Bといった現在進行形サウンドで2022年発表の『BORN WITH NOSTALGIC BONES』(17歳時点での作品)が国内の早耳リスナーの間でも話題となっていましたが、今作はJラモッタすずめなどドイツのインディシーンで存在感を示すJAKARTAからのリリース!前作ではジャズプレイヤーを要した生音サウンドから、クールなアンビエント/ジャズスタイルのビートメーカーGianni Brezzoをプロデューサーに迎え、蠱惑的なヴォーカルと相まったドリーミーなサウンドを展開!