ジャンル: New Ageリリース情報

PCD-94117 Les Nouvelles Musiques De Chambre Volume 2
2022.05.18

イタリアのアンビエント・プロデューサー、Gigi Masinが、This HeatのCharles Haywardとの連名で88年にベルギーの<Sub Rosa>からリリースした作品がリイシュー!
Bjork「It’s in Our Hands」、Nujabes「Latitude」、そして近年では舐達麻「Floatin’」にもサンプリングされた名曲「Clouds」を収録した最高傑作!

イタリアのMusic From Memory 監修によるベスト盤「Talk To The Sea」のリリースを皮切りに、ファースト・アルバム「Wind」や「The Wind Collector」が立て続けに再発されるなど、2010年代以降再評価高まるイタリアの音楽家Gigi Masin。2018年以降は毎年コンスタントに新作をリリースするなど、現在も精力的に活動を続ける生けるレジェンド。その彼が1989 年にThis HeatのCharles Haywardとの連名で発表した、彼の最高傑作と名高いアルバムがリイシュー! LPのA面をGigi Masinによる作品が占めており、その美しいピアノの音色が心に染みるアンビエント/ニューエイジから現代のバレアリック/エレクトロニカ・ファンまでを魅了すること間違いなし!

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PCD-18890 Whispered Garden
2021.12.15

「内界と外界の出会う境界、音と音との狭間を表現したいと思い立ち、このアルバムの制作を始めた。音楽で時間を操ってみたいという宿願もあった。」(三宅純 本作ライナーノーツより)

稀代の音楽家“三宅純”が2010年代の集大成とも言うべき大作『Lost Memory Theatre』三部作完結から4年の歳月を経て導き出した新たな音世界!

パリ、東京、ニューヨーク、リオデジャネイロ、トロント、バルセロナ、ソフィア・・・パンデミックに翻弄され、非常事態下でのレコーディングを余儀なくされたことが、この“内界と外界の出会う境界”~どこにも存在し得ない空間”を現出せしめたのだろうか?

ジャズをルーツにありとあらゆる音楽要素を異種交配した三宅純による唯一無二の世界観が加速した、2020年代の幕開けにふさわしくも時空を超越した幻想のサウンドを体感せよ!

映画、舞台、CM、さらにはオリンピックといった世界的なイベントへの作品提供など幅広いフィールドで活躍している三宅純が、2017年に発表した『Lost Memory Theatre act-3』以来4年振りとなる最新アルバムを発表! フランスやドイツの音楽誌で「音楽批評家大賞」「年間ベストアルバム賞」などを受賞し、ジャイルス・ピーターソンが英BBCで特番を組むなど、世界中のメディアから高い評価を得た前作『Lost Memory Theatre』三部作が、様々な登場人物の記憶を劇場に招かれた観客の立場で追体験する、いわば“客観的な視点”の作品だったとするならば、本作『Whispered Garden』は、時空の狭間にあり一度として同じ所にはなく姿形も異なる“庭園”に迷い込んでしまったかのような幻想の音空間が、あくまで主人公(=リスナー)自身を取り巻く世界として描かれた“主観的な視点”の作品とも言うべきだろうか。
そんな唯一無二の世界観を三宅純とともに表現するのは、リサ・パピノー、アルチュール・アッシュ、ヴィニシウス・カントゥアーリア、コスミック・ヴォイセズ・フロム・ブルガリアといった三宅純サウンドには欠かせないミュージシャンたち。さらに今回、70年代ニューヨークのロフト・ジャズ・シーンにおける中心人物でもあり、今なおUSジャズ界を牽引しているレジェンド、デイヴ・リーブマンも参加! パリ、東京、ニューヨーク、リオデジャネイロ、バルセロナ、ソフィア(ブルガリア)と世界各地のミュージシャンとコラボレートした全16曲、“内界と外界の出会う境界”に存在する“庭園”で繰り広げられる楽曲たちは、きっとあなたを新たな音世界へと導くだろう…

■参加ミュージシャン
デイヴ・リーブマン、リサ・パピノー、ヴィニシウス・カントゥアーリア、アルチュール・アッシュ、コスミック・ヴォイセズ・フロム・ブルガリア、ブルーノ・カピナン、ダファー・ユーセフ、アート・リンゼイ、ヴァンサン・セガール、クリストフ・クラヴェロ、コンスタンチェ・ルッツァーティ、宮本大路、渡辺 等、山木 秀夫、伊丹 雅博、内田 麒麟、村田陽一、勝沼 恭子 ほか

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Colleen
2021.05.19

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PCD-94040 The Tunnel and the Clearing
2021.05.19

フランスの女性マルチ・インストゥルメンタリスト/ヴォーカリスト、コリーン、約 3年半ぶりとなるニュー・アルバム(通算第 7 作)。空中に浮かぶ不思議な星座のような、美しく心地よい傑作エクスペリメンタル・ポップ・アルバム。

■現在はスペインのバルセロナを拠点にしているフランスの女性マルチ・インストゥルメンタリスト/ヴォーカリスト、セシル・ショットのソロ・プロジェクト、コリーン。20 年にわたり、心地よく、魅惑的で、不可解な音楽を生み出してきた彼女の、約3年半ぶりとなる7thアルバム『ザ・タネル・アンド・ザ・クリアリング』。アナログ・エレクトロニクスで処理された、瞑想的で渦巻くオルガン、ステディなドラム・マシンのシンコペーション、独特の歌声で構成された、彼女の最ももろく、かつ確信に満ちたアルバム。

■オルゴールを主体にしたアルバムやトレブル・ヴィオラ・ダ・ガンバをメインにしたものから、エレクトロニクスを中心にしたものまで、彼女の音楽は、夢のように現代的なクオリティを驚くほど共有している。『ザ・タネル・アンド・ザ・クリアリング』の制作の初期段階において、ショットはエルカ(Elka)の Drummer One、ローランドのスペース・エコー、モーグのシンセ、Grandmother といったアナログ電子楽器と、ヤマハのオルガン、厳選されたモーグのエフェクトの使用に限定した。この限られた楽器の選択は、ミュージシャンが最小限のツールで最大限の創造性を発揮することを求められたジャマイカやアフリカの音楽を長年にわたり聴いてきたことからインスピレーションを得たものだ。そして、驚くべきことに、『ザ・タネル・アンド・ザ・クリアリング』における深い感情の複雑さとテクスチャーの密度を、コリーンはほぼすべて生の演奏と加工によって獲得している。

■トンネルを抜けると、最後にはクリアになるという音楽の旅。『ザ・タネル・アンド・ザ・クリアリング』は明快な畏敬の念に満ちた作品である。

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PCD-25300 プレ・コレオグラフド
2020.07.03

パリを拠点とする若き奇才ピアニスト/作曲家:中野公揮。
音楽とダンスが密接だった時代へのサウダーヂを込めた4年ぶりのセカンド・アルバムは、
ソロ・ピアノを基調とした美しくイマジナティヴな大傑作!

リリースは今回もゴンザレスの名作『ソロ・ピアノ』等で知られるフランスの超優良レーベル
<NO FORMAT!>から。知性、感性、技巧が三位一体となった美しくも先鋭的な音世界は、現代音楽
ファンからアンビエント~エレクトロニカ・ファン、さらにはコンテンポラリー・ダンス・ファンまで必聴!

世界的チェロ奏者:ヴァンサン・セガールとのデュオによる1stアルバム『Lift』で鮮烈なデビューを飾ったパリの若き日本人ピアニスト/作曲家:中野公揮が、4年ぶりとなる2ndアルバムを完成。前作同様、ゴンザレス『Solo Piano』(’05) やアラ・ニ『ユー&アイ ~四季の歌』(’16) など、一貫した美意識で絶大な支持を得るフランスのレーベル<NO FORMAT!>からのリリースとなる。

『Pre-Choreographed(振り付けされる前の)』と題された本作は、音楽とダンスが社会的にとても近い状態にあった時代へのサウダーヂを込め、2020年の中野公揮のスタイルで、より自由にこれら2つのアートの融合を試みたという作品。人の肉体のしなやかさや優美さ、躍動感などを見事に感じさせるコンポジション、そして、ソロ・ピアノを基調としながらもエレクトロニカのような “”ノイズ””が不意に空間を揺さぶるなど、端正なだけに留まらない刺激を孕んだ音世界は、聴く者のイマジネーションを掻き立ててやまない。ダミアン・ジャレなど、中野が影響を受けたダンサー・振付家とのコラボレーションによる素晴らしいビデオクリップの数々も必見だ。

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