SAI YOSHIKO 佐井好子
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そのインナーマインドの奥底から湧き出る言葉と歌声は、聞く者を一瞬にして現実から別の次元へと誘う導師の役割を果たす。
懐かしくて、そして少し怖くて、しかし暖かくて、でも宙ぶらりんのような、それでいて心地よくていつまでも耽溺したいような、血の味のする飲み物を注がれているようでいて、生きているのか死んでいるのかすら希薄にさせてくれるような…彼女の歌はまさに魔法の音楽である。
1979年以来の、なんと30年ぶりの新作スタジオ録音アルバム「タクラマカン」がリリース、すでに伝説的な名盤「萬華鏡」「密航」2月15日発売「胎児の夢」「蝶のすむ部屋」が紙ジャケット&限りなく原音に近づけたリマスタリング盤で登場、さらに完全未発表ライブ盤の発売という奇跡中の奇跡が2008年春に起こる!
あっと言う間に佐井好子さんの詩声で陶酔境させって無数な惑星へ運ばれました。
きっとこういう珍しい旅で恵まれた旅客に変わるようだ。。。
大丈夫と祈っています。。。。
「ボン・ボヤージュ」のボーカルを耳にした瞬間、その不思議な質感に引き込まれた。
冷たいのか熱いのか、やさしいのか恐ろしいのか、つかみ所の無い歌声。さりげなくビブラートしながら消えてゆく声の余韻に一瞬気が遠くなるような快感を味わった。
75年にラジオで耳にして記憶に刻まれた「二十才になれば」。
そのシングル盤を中古盤で見つけて買ったのが十年前。
それから、全作品を聴きました。そして「タクラマカン」
佐井好子は時空を超えています。