ジャンル: EXPERIMENTALリリース情報
PCD-27056 Reed Whistle & Sticks
2022.01.12
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幻のアルバム『アウト』の再発が大好評のスラップ・ハッピーのアンソニー・ムーア。
その独ポリドールから1972年に発表される予定が、たった12枚のテスト盤しか作られなかったもう一つの幻のアルバム『リード・ウィッスル&スティックス』を奇跡のオリジナル・ジャケット仕様で再発!
■日本でも高い人気を誇るアヴァン・ポップ・バンド、スラップ・ハッピーの創設者であり、ヘンリー・カウでも活動したアンソニー・ムーア。そのファウストを送り出したウーヴェ・ネッテルベックのプロデュースにより、1972年に3作目のソロ・アルバムとして制作されたものの、あまりにも実験的な内容ゆえに当時の所属レーベルだった独ポリドールから発売拒否されたいわくつきのアルバム。
■テスト盤LPが12枚のみプレスされ、マニアの間では40~60万円で取引されている超コレクターズ・アイテム。
■今回の再発にあたり、ほぼ未使用のテスト盤LPに蒸留水を垂らしながら再生する手法で、宇都宮泰(ex.アフター・ディナー)がアンソニー・ムーア本人と共に決定版的リマスターを制作。1998年にリリースされた英Voiceprint盤再発CDとは大きく異なる生々しい音響空間を創出。実験的でありながらも不思議に心地よく、かつ時に予想外の展開を見せる無二のサウンドスケープを、可能なかぎり大音量でご堪能ください。
■ウーヴェ・ネッテルベック宅から発見された幻のオリジナル・ジャケットが世界初登場。まさに奇跡の再発となる。
■CDのみのボーナス・トラックとして、本作と興味深い関係にあるという、同時期に制作された未発表作品「Stimmgabel」(音叉)を収録。
PCD-25293 space_echo by HardcoreAmbience
2020.04.29
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伝説的な音響デザイナー、大野松雄と、エクスペリメンタル・ユニット、3RENSA (Merzbow、duenn、Nyantora)による公開ライヴ・レコーディングをパッケージ化!
2019年2月16日、Nyantoraとduennによるアンビエント・イヴェント、Hardcore Ambienceが恵比寿映像祭で「Another World」として実現。テレビ・アニメ『鉄腕アトム』の音楽の生みの親として知られる伝説的な音響デザイナー、大野松雄、エクスペリメンタル・ユニット、3RENSA(Merzbow、duenn、Nyantora)、写真家・金村修の最新映像とともに究極の視聴覚体験のトランスポジションとなるスペシャル上映とライヴを開催した。チケットはソールドアウト。その時のパフォーマンスをさらにアップデートする形で、“HARDCORE AMBIENCE presents 大野松雄×3RENSA_Space Echo_Public recording”と題し、大野松雄と3RENSAの録音をパッケージングすることを目的とした公開ライヴ・レコーディングが、2020年1月18日にサウンド・デザイナーの金森祥之氏がプロデュースする天王洲アイルのKIWAにて行われた。その歴史的とも言えるレコーディングを音盤として永久保存する。スリリングでありながらもどこかユーモラスでもある極上の音響体験をお届けする。
PCD-24871 Ecstatic Computation
2019.11.13
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間違いなく、2019年、最も注目すべきエレクトロニック・ミュージック作品のひとつ。ベルリンを拠点に活動するイタリアのコンポーザー、カテリーナ・バルビエリの最新アルバムを日本限定でCD化。刺激的であると同時に至福感に満ちた、まさにエクスタティックな傑作。
モジュラー・シンセ音楽の新しいムーヴメントを牽引する、ベルリンを拠点に活動するイタリアの作曲家カテリーナ・バルビエリが、フェネスやエメラルズ等を輩出してきたオーストリアの老舗電子音響レーベル、エディションズ・ミゴからリリースした最新アルバム。
緻密にシークエンスされたスリリングで美しい音のレイヤーにめまいがするような、サイケデリックでトランシーな傑作。ラディカルで先鋭的でありながらも、有機的でどこかノスタルジックなサウンドスケープに陶然。クラウトロックやポスト・ロックのファンにもお薦めしたい。
「Arrows Of Time」にヴォーカルで参加しているアニー・ガーリッドとイヴリン・セイラーの二人は、ホリー・ハーンダンの最新アルバム『プロト』にもフィーチャーされている。
PCD-17803 Plastic Anniversary
2019.04.25
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ボルチモアを拠点とする奇天烈エレクトロニック・デュオ、マトモス(ドゥルー・ダニエル&M.C.シュミット)のニュー・アルバム。完全に洗濯機の音のみで構築された、高い評価を受けた前作『アルティミット・ケアII』につづく本作、『プラスティック・アニヴァーサリー』もまた、唯一の音源、プラスティックをソースにしている。遊び心にあふれ、ポップで、かつ実験的で先鋭的な、マトモスにしか作り得ない傑作である。ディアフーフのドラマー、グレッグ・ソニアーによるプラスティック・パーカッション演奏をフィーチャー。“Anniversary”とは、ドゥルーとマーティンの25周年を意味している。
https://youtu.be/ilq8HsRk2BQ
https://youtu.be/zWO2VdDqdXE
https://youtu.be/ltNwzJSsSPo
https://youtu.be/VUS37Xm5xxo