PLACEBO プラシーボ
漆黒のグルーヴとヨーロピアン・ジャズの洗練されたクールさを併せ持ち、70年代に3枚のアルバムを残したベルギー産ジャズ・バンド、プラシーボ。大胆にエレクトリック楽器を取り入れジャズに軸足を置きながら、ファンク、ソウル、ロックをクロスオーバーするその音楽性は、その後のクラブ/ヒップホップ・シーンにも多大なる影響を与えた。そして今や、世界中のレア・グルーヴ・コレクターはもとより、時にはその対極にいるとも言えるディープなジャズ・コレクターにとっても垂涎の的となった至極の名盤にして欧州いや世界中のレア・グルーヴ/ジャズ・シーンにおける金字塔『PLACEBO』の全タイトルが遂に遂にオリジナルで世界初CD化!海外でも話題必須のP-VINE発プロジェクト!!
【PLACEBO/MARC MOULIN プロフィール】
ベルギー出身のジャズ・ピアニスト、マーク・ムーラン(MARC MOULIN)を中心としたプログレッシヴなジャズ・バンド。マーク・ムーランは大学で社会経済学を学ぶ傍ら、ジャズ・ピアニストとしてベルギーのブリュッセルで活動を始めた。当時ベルギーやお隣フランスには新天地を求め渡って来た本物のジャズメン達が居を構えており、ムーランも”リトル・ジャイアント”ジョニー・グリフィンや、ドン・バイアスらリアル・ジャズメン達のサイドマンとして頭角を現した。そして1969年、ジャズ、ファンク、ロックと全ての要素を取り入れた斬新なバンドを結成する。それがPLACEBO(プラシーボ)だ。
1975年の解散まで3枚のアルバムをリリースし、その後マーク・ムーランはソロ活動を経て1978年にバンド"TELEX"を結成。クラフトワークやYMOと並んでテクノ・ムーブメントを牽引し、1986年に解散するまで5枚のアルバムを発表、いずれもテクノの定番となっている。ムーランはソロ・アルバムのリリースや、他のミュージシャン・プロデュースも盛んに行っており、ジャンゴの再来と言われたギタリスト、フィリップ・カテリーンのシリアスなジャズ作品から、"Lio"というポップ・ユニットの大ヒット作品まで実に間口の広い活動を行ってきた。近年はベルギー・ブルーノートと契約し、原点回帰のジャズ・ピアニストとして活動してきたムーランだが、2004年惜しまれつつこの世を去った。
【貴重なLIVE映像】
http://www.youtube.com/watch?v=hH72oZLmPOA&feature=related
News
Releases
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PLACEBO「Jazz in Belgium:Three days in April (The Sadi Quartet / The Rene Thomas Trio)」
2020/06/24 CD PCD-24944
¥2,640(税抜¥2,400) -
Participated works
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V.A.「DJ SARASA Presents PARADISE FUNK "Moon"」
2012/11/28 DIGITAL DGP-333 -
V.A.「DJ SARASA Presents PARADISE FUNK "Sunshine"」
2012/09/26 DIGITAL DGP-331