NYUDOW 入道

日本におけるブラック・ミュージック系ヴォーカリストの第一人者であり、 1970年代初頭から活動を開始しているヴェテランである。上田正樹や憂歌団らと同時期に、ブルースハウス・ブルース・バンドという、 現在では日本のブルースの伝説ともなるグループのシンガーとして関西で本格的活動を始め、以降数多くのスタジオ・ワークをこなし、 また70年代半ばに当時トリオ・レコードから発表した、Nyudo & Prophet 「おいしい水」(PCD-5115『黄禍 Vol.2』収録)は、 クラブ・ジャズの名作として、特にヨーロッパのクラブDJ達の間で高く支持されている。ここ約10年間は、 自身の主宰するヴォーカル・スクールにも力を入れ、女性R&Bの人気シンガーであるティナとDOUBLEも入道のレッスンを受けている。またシンコー・ミュージックからヴォーカル教則本も出し、重版を続けている。

Participated works