ABBIE CARDWELL アビー・カードウェル

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アビー・カードウェル(ABBIE CARDWELL)

2004年にアメリカ最大の音楽著作権管理団体BMIが主催するソング・コンテストで優勝を果たし、一気にその名を上げたオーストラリアはアデレード出身のシンガー・ソングライター、アビー・カードウェル。

そのキュートなルックスと、温もりのある歌声は往年の女性シンガーソングライターの雰囲気を持ちつつも、どこか新鮮でユニークである。

人間の優しさに触れた数々の体験や偶然を通ってきたからこそ奏でられる、心から湧き出るルーツ・ミュージック。そんなアビーが渾身のセカンド・アルバムでついに日本でもデビューを飾る。

幼い頃から父親のレコード・コレクションにあったJJケイルやリッキー・リー・ジョーンズ、トム・ウェイツやトニー・ジョー・ホワイトの音楽を聞いて育ち、自然とブルース、フォーク、カントリーやロックの世界に入っていく。

オーストラリア各地はもちろん、シンガポールやイギリスでも幼少期を過ごし、おそらく旅をしながら暮らすという習慣は、この時期に身に付いたのだろう。

独学でバンジョーとアコースティック・ギターを学び、趣味の延長線上で音楽活動を続けていくが、転機は2004年に訪れる。

アメリカ最大手の音楽著作権管理団体であるBMIが毎年主催するソング・コンテストで見事優勝し、各審査員から絶賛される。

その後アメリカのジョージア州アトランタにしばらく滞在し、その間にブッチ・ウォーカー(アヴリル・ラヴィーン等)とも仕事をしている。

更に、名プロデューサーであるブレンダン・オブライエン(ブルース・スプリングスティーン、パール・ジャム等)のNo1エンジニア、ニック・ディディアとも出会い、アビーの音楽を大変気に入った彼は本作のミックスをも担当している(それ故、クオリティーの高い音質に仕上がっている)。

本格的に音楽活動を広げていったアビーはこれまでトニー・ジョー・ホワイト、スティーブ・アール、ダイアー・ストレイツのデイヴィッド・ノップラーなどの前座も経験し、アメリカはもちろん、ドイツなどでもツアーを行っている。

本国オーストラリアでは数多くのフェスへの出演に加え、インディーズの音楽賞、とりわけ最高の名誉の一つであるMusic Oz Awardのベスト・シンガーソングライター賞を昨年受賞している。

今でも、自ら「レディー・ラック」と名付けた旅の友であるワゴン車を国中運転し、各地で自身の音楽を広めるアビー。音楽もツアーのスタイルまでもが古き良き感じだが、そこには人々の心を掴むどこか不思議な魅力が詰まっている。

それはアビー本人の人柄の良さから滲み出るものでもあるし、彼女の素朴でハートウォーミングな音楽性によるものでもあるだろう。

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