リリース情報
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松村正人
別冊ele-king第五号 アート・リンゼイ――実験と官能の使徒
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Masato Matsumura
『Bessatsu ele-king ARTO LINDSAY』 - 2017/01/07
- ISBN-978-4907276737
¥1,998(税抜¥1,850)- レーベル: ele-king books
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- ※菊判 ※144ページ
アート・リンゼイは底しれない!
ブラジル音楽の官能、ノーウェイヴの雑音、アヴァン・ポップの華麗なる試み──
その偉大なる全貌をたどる、必読の1冊!
坂本龍一やオノ セイゲン、三宅純といった日本人ミュージシャンとの親交も厚く、
官能的なブラジル音楽とパンク以降のNYノイズとを繋げることができる、
唯一無二のアーティスト、アート・リンゼイ。
『別冊ele-king』第5号は、ソロ・アルバムとしては2004年の『Salt』
以来13年ぶりとなる新作『Cuidado Madame』を発表するアート・リンゼイ
の現在をあますところなく語ったロング・インタヴューを皮切りに、
その表現の核をかたちづくったアートや文学、現在の活動拠点を置く
リオでのサンバ・プロジェクトなどを詳述する、日本はおろか世界にも
類をみない、アート・リンゼイを総覧する試みです。
2017年はアート・リンゼイ再評価の年です!
【ロング・インタヴュー】
アート・リンゼイ、幼少期から現在までを語る
【特別対談】
アート・リンゼイ×カエターノ・ヴェローゾ
【合評】
13年ぶりの新作『ケアフル・マダム』クロスレヴュー
高見一樹/吉本秀純/松林弘樹
【インタヴュー】
イクエ・モリ「いつでも、自分にすごく近い音楽をやってきた」
菊地成孔「ジョイフルなのにエレガント」
今福龍太「ブラジルから広がるアメリカの地平」
オノ セイゲン「誰も聴いたことのない音楽」
三宅純「抱え込む自己矛盾の魅力」
【コメント/特別寄稿】
大友良英「アート・リンゼイのギターを語る」
ドローイング、コラージュ、テキスト:やくしまるえつこ
【論考/エッセイ】
畠中実/吉田ヨウヘイ/佐々木敦/吉田雅史/
恩田晃/ケペル木村/江利川侑介/松山晋也
※アート・リンゼイのセレクテッド・ディスク・ガイド付き